
いちごの育て方【初心者向け】|健康で美味しいいちごを家庭菜園で味わおう!
はじめに
美しい赤色と甘酸っぱい味わいで人気のいちご。家庭菜園でも簡単に育てることができ、ベランダや庭で自家製いちごを味わうことができます。初心者でも成功できるいちごの育て方を、わかりやすくご紹介します。
いちごの種類
いちごの種類は大きく分けて、「夏秋いちご」と「四季なりいちご」の2種類があります。
夏秋いちご
- 6~9月頃に収穫できる
- 一度に多くの実をつける
- 味が濃く香り高い
- 代表的な品種:章姫(あきひめ)、紅ほっぺ
四季なりいちご
- 4~11月頃に繰り返し収穫できる
- 一度にたくさんの実をつけない
- やや酸味がある
- 代表的な品種:四季なり、桃薫(とうくん)
育て方
1. 準備
- 苗:健全で葉が丈夫な苗を選びましょう。
- 土:水はけが良く、有機質に富んだ土を使用します。
- 容器:プランターや鉢など、水はけの良い容器を使用します。
2. 植え付け
- 3~4月が適期です。
- 苗の根をほぐして、根と根の間に土が入るように植え付けます。
- 苗のクラウン(葉の間の中心部分)が土に埋まらないようにします。
3. 水やり
- 土が乾いたらたっぷりと水やりします。
- 過度に水やりすると根腐れを起こすので、注意が必要です。
4. 肥料
- 1~2週間に1回、いちご用の液体肥料または固形肥料を与えます。
5. 摘心
- ランナー(つる)が出たら、摘心しましょう。
- ランナーを放っておくと、栄養が分散され、実が小さくなります。
6. 受粉
- イチゴの花は虫の助けによって受粉します。
- 風通しをよくしたり、筆で人工受粉したりすると受粉率が上がります。
7. 収穫
- いちごが赤く色づいたら収穫します。
- ヘタを折らずに、ハサミで切り取りましょう。
初心者向けのポイント
- ベランダや小さなスペースでも育てられます。
- 水やりは、地面が乾いてから行いましょう。
- 肥料は、規定量を守りましょう。
- 病害虫の予防として、マリーゴールドなどを一緒に植えると良いでしょう。
健康上のメリット
いちごは、ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富に含まれています。
- ビタミンC:抗酸化作用があり、免疫力を高めます。
- カリウム:血圧を下げる効果があります。
- 食物繊維:便秘の解消や腸内環境の改善に役立ちます。
おいしいいちごを食べる
自家製いちごは、完熟させてから食べるのが一番おいしいです。洗わずにそのまま食べたり、ヨーグルトに加えたり、ジャムに加工したりして楽しみましょう。
困ったときはこちら
越後姫で特別な贈り物!新潟県産いちご極上品種の魅力を徹底ガイド でよくある質問や悩みを解決できます。